社内の一体感を創る = 100%の力を発揮できる環境・風土創り
社内の一体感を創る
経営者の心・社員の心が安定していなければ、
どんな仕組みも、どんな戦略も機能しないと考えておくべきです。
こんな悩み・症状はありませんか?
- チームワークが悪い、それどころか足の引っ張り合いをしている。
- あいさつに元気がない、愚痴・文句は多いが、笑顔・笑いは少ない。
- 仕事上最低限のコミュニケーションしか取らない。
- 問題意識はあるが、口だけの評論ばかりで、行動が伴わない人が多い。
- 「社長の言うことはコロコロ変わって、ついていけない 」 と社員に思われている。
- 社員に自発性がなく、言われたことしかやらない。人によっては言われたこともやらない。
- リーダーのイライラが伝染し、萎縮してしまい、ノビノビと仕事ができない。
- 入社した社員、最初の1年はやる気だが、2・3年経つといつの間にか周りと同化している。
- 経営者や後継者が孤立感を感じている。
どうすれば解決できるのでしょうか?
以下はある調査の結果です。
- 自分の属する組織が達成しようとしていることと、その理由をはっきりと理解している人 = 37%
- チームや組織の目標達成に熱意を持っている人 = 25%
- 主要な目標を達成する上で、組織が自分の能力をフルに発揮させてくれていると感じている人 = 15%
- 強い信頼関係で結ばれた職場環境だと感じている人 = 15%
- 組織を完全に信頼している人 = 20%
- 組織内の他のグループや部署との間に、高い信頼関係と高度な協力関係があると感じている人 = 13%
サッカーのチームでいえば、どちらが相手のゴールかをわかっているのは、11人中4人。
勝負に関心があるのはわずかに2人。
自分のポジションと役割がわかっているのも2人だけ。
11人中9人は、敵よりも自分のチームメイトに対抗意識を持っているのです。
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" いい会社 " であるための最初の一歩。
それは、戦略でも仕組みでもありません。適切なメンバーが集い、その力を最大限に引き出し、生かせる環境があるかどうか、つまり、 「 100%の力を発揮できるメンバーが同じバスに乗っているかどうか 」 です。
サッカーで言うと、 「 戦略やシステム・フォーメーション 」 と、 「 チームの一体感 」 のどちらがより重要でしょうか?
弱いチームや素人ほど、 「 戦略が悪い、システムが悪い 」 と愚痴をこぼします。
しかし、チームの一体感・信頼感があり、個々人のボールを蹴る・止める技術や体力がかね備わって初めて、戦略やシステムが効果を発揮するというのは、サッカーの常識です。
「 会社として一体感のある状態 」 、それは次の3つが成り立っていることです。
- 1. 経営者と社員がオープンな状態で心の安定を保っていること
- 2. 個の人間力を磨き、高め、自立していること
- 3. お互いがオープンな関係性を持ち、相乗効果を発揮していること
「 一体感のある状態 」 を創り上げると、次の効果が生まれます。
- 自分の力を最大限に発揮できる環境の元、イキイキとした職場になっている。
- 強力なトップダウンに基づく細かな指示や管理をしなくても、社員一人ひとりが主体的に考え、動き、成果・価値を生み出している。
STEP1 原理原則を知り、「在り方」を考える、「考え方」「言葉と行動」を変える
以下の3つのテーマについて、
ワンネス研修で、原理原則を知り、個人ワーク・ディスカションを行い、行動計画を作ります。
1 ) 心の安定を保つ
イライラしたり、萎縮したりの状態で、よい仕事ができるでしょうか?
100%の力を発揮できるように心の安定を保つこと。そのためには、 「 何をするか? 」 という行動レベルではなく、 「 どう在りたいか? 」 という 「 在り方 」 を見つめ直すことが効果的です。
人は皆、多かれ少なかれ、 「 心の鎧 」 を着ています。
それを着ていると、人を人としてではなく、モノとして見てしまいます。
モノとして見始めると、他人 ( 社員、顧客、取引先 ) を障害物として非難したり、便利な道具として自分中心に扱ったり、石ころを見るかのように無関心になってしまいます。
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そこで重要なのは、表面的な行動や言葉ではなく、自分の心。
「 心を開いてオープンになる 」 と、それに気付くのです。
心の安定は全ての人に共通するものですが、特に組織において影響力の大きな人の心の状態が、より大きく他へ波及します。
だからこそ、最も重要なのは、 「 経営者 = リーダーの心が安定し幸せである 」 ことです。
自分が幸せでないのに、他の人を幸せにすることなどできません。
これからの経営者やリーダーに求められることは、 「 社員や部下が最高のパフォーマンスを発揮できる場を創ること 」 です。
- 人を人として見る方法
- 人をモノとして見る弊害
- 心の鎧の脱ぎ方
など、 「 心の在り方の原理原則 」 を知り、実践するところから " いい会社創り " がスタートします。
経営者・リーダーから、順次全社員に展開するのが効果的です。
2 ) 個を磨き、高め、自立する
" いい会社 " といっても、 「 楽をする 」 「 仲良しクラブになる 」 「 人間関係重視 」 ということではありません。
心をオープンにしつつも、個々では、 「 自立と主体性 」 を磨かなければなりません。
サッカーで例えると、チームの一体感が出た後は、やはりボールを止める・蹴る技術を高める、体力をつける、戦略・戦術を理解し実践する、などが必要です。
具体的には次のテーマで研修・ワークショップを行います。
(1) 夢や目標の設定、理念・価値観の明確化
(2) 自分の強みを知る
(3) 人間力の向上
(4) 専門能力・スキルアップ
3 ) お互いがオープンな関係性を持ち、相乗効果を発揮する
オープンな心、個々の自立と主体性を前提として、初めて組織やチームの相乗効果を発揮できるようになります。
相乗効果を促すための、関係性、コミュニケーション、言葉、委任、権限委譲などのテーマを深堀りします。
STEP2 実践→振り返りのサイクルを通して、気づきと改善のサイクルを回す
孔子の「論語」に、『学びて思わざれば則ち罔(くら)し。思いて学ばざれば則ち殆(あや)うし』という言葉があります。
- せっかく学んでも、自分で考え、実践というステップを踏まなければ確かな知識とならない。
- 学ぶことなしに一生懸命考えるばかりでは、独り善がりになってしまう。
という意味の言葉です。
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素晴らしい内容の勉強会やセミナーは巷にありますが、もったいないのは、多くが 「 学びっ放し 」 になっている点です。
「 一度知ったら終わり 」 ではありません。ノウハウについては1回聞けば理解できると思います。しかし、心の在り方や人間力は1回聞き、1回実践しただけでは身につきません。そして、困ったことに、ノウハウを実践したり、仕組みを運用したり、経営を行うことは、 「 心の在り方や人間力 」 に大きく左右されます。
私たちは、実践⇒振り返りのサイクルこそが 「 習慣化と成長 」 の大前提であると考えています。
実行計画の推進状況を振り返る「実践報告会」を定期的・継続的に開催し、
-学んだ内容をいろいろな角度・視点から思索を深めること。
-それを具体的に実行し、試し、確認すること。
-そして、 「 自分の言葉・自分の事例・自分の経験 」 へと昇華させること。
-他の人と共有し、さらに深めること。
よくあるご質問
質問1
「 経営者から受講するのか? 」 「 幹部も交えて? 」 「 社員全員で進めるか? 」 はどのように考えればよいのでしょうか?
回答1
社員が15人以下の会社の場合では、経営者を含む全員で受講する方が効果的です。
一方、それ以上の規模ですと、まずは経営者・幹部から受講するのがよいかもしれません。現状の会社の悩み、問題意識により異なりますので、進め方については、お問い合わせ・ご相談時にご説明・ご提案致します。
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